もっふもふの電子回路

備忘録的なあれ

Puredata(Pd-extended) + Raspberry Pi (1)

Raspberry Piにpuredata(pd-extended)をインストールします。

Raspbian Jessieでは一工夫必要なので参考になればと

H/W、S/W構成

・Raspberry Pi 2 Model B
OS:Raspbian Jessie

準備

まずはリポジトリ取得先編集

$ sudo vi /etc/apt/sources.list
deb-src http://archive.raspbian.org/raspbian/ jessie main contrib non-free rpi

上記をコメントインして更新

$ sudo apt-get update 

先に必要になるパッケージを入れておきます。

$ sudo apt-get install ttf-dejavu-core libfftw3-3 libftgl2 libgsl0ldbl  liblua5.1-0 libquicktime2 

インストール

そして次はPd-extendedの取得です。
とりあえずゴミ掃除が面倒なのでtmpディレクトリに移動してからパッケージを取ってきます。そしてインストール。

$ cd /tmp/
$ wget https://puredata.info/downloads/pd-extended-0-43-3-on-raspberry-pi-raspbian-wheezy-armhf/releases/1.0/Pd-0.43.3-extended-20121004.deb
$ sudo dpkg -i Pd-0.43.3-extended-20121004.deb 

インストールできたらあとはパーミッションを変更しておきます。

$ sudo chmod 4755 /usr/bin/pd-extended

そして、Raspbian JessieではAlsa関連の設定ファイルの場所がいろいろ変っているのですが、どうもPd-extendedは以前のAlsaの設定ファイルを読みに行っているような感触なのでAlsaの設定変更が効かなかったりと面倒なことになります。
ですので、新しいAlsa設定ファイルを旧設定ファイルの位置にコピーしておきます。

$ sudo cp /usr/share/alsa/alsa.conf /etc/modprobe.d/alsa-base.conf

/usr/share/内のファイルが新しいAlsaのファイル類で、
これを/etc/modprobe.d/にコピーしておきます。
/etc/modprobe.d/が昔のAlsa設定ファイルのあった場所です。
名前も昔のものに変えておきます。

GUI環境でターミナルよりpd-extendedと叩けば立ち上がります。
Raspberry Piのデフォルト環境ではPdのウインドウに「Alsa input error」なる表示が出ておりびっくりするかと思いますが、そもそもデフォルトだと音声入力機器がないので仕方がないエラーです。
気になる場合はとりあえずPdのオーディオ設定から入力デバイスのチェックを外すとエラーが出なくなると思います。

次はUSBオーディオインターフェースを装着・設定してPd上にてモニタリングを行います。